鈴木史朗長崎市長は2024年8月27日、長崎市役所で記者会見した。（共同）
長崎市長は火曜日、米国による原爆投下79周年を記念する最近の式典に駐日イスラエル大使を招待しないという市の決定について、英語で約1,500件の批判的な意見が寄せられたと述べた。
鈴木史朗市長は記者会見で、このうち約1,400通は同じ件名で市の決定に抗議する同じ文章を含むメールだったと述べた。
「こうした反応は、我々の決定が政治的なものでないことを彼らに理解させることに失敗したことを示しています」と鈴木氏は述べ、長崎がイスラエルを8月9日の式典に招待しなかったのは、同国ガザ地区で進行中の紛争に対する抗議行動が式典の厳粛さに影響を与えることを恐れたためだと改めて強調した。
市長はまた、日本語による電話、電子メール、オンラインメッセージも2,000件以上受け取ったと付け加えた。そのほとんどは市の決定を支持するものだった。
2024年8月9日、長崎市平和公園で行われた米軍による原爆投下79周年記念式典で鳩が放たれた。（共同）
長崎市は７月３１日、式典へのイスラエル大使の招待を控える方針を明らかにし、米国や英国などから批判を浴びた。
日本を除く主要７カ国（西側諸国２カ国とカナダ、フランス、ドイツ、イタリア、欧州連合）の首脳らは、同市内で行われた式典を欠席した。
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