開催国の人気選手、錦織圭は木曜日の日本オープンテニス選手権の1回戦でクロアチアのマリン・チリッチを6-4、3-6、6-3で破り、往年の名選手ぶりを披露した。
チリッチが優勝した2014年全米オープン決勝の再戦で、元世界ランキング4位の錦織は最終セットの第6ゲームで重要なブレークを奪い4-2とリードし、有明コロシアムの満員の観客の前でそのリードを守った。
日本オープンで2度優勝した錦織は、7度のブレークポイントのうち3度をものにした。
日本の錦織圭選手は、2024年9月26日に東京で開催された日本オープンテニス選手権で、クロアチアのマリン・チリッチ選手との1回戦でリターンを試みている。（共同）
「勝ち進むことができてホッとしています」と34歳の選手は語った。「試合の入りは良かったし、終盤に向けて調子を上げることができた。ファンの応援のおかげで、徐々に調子を取り戻しつつあると感じている」
元世界ランキング3位のチリッチは、今週初めに中国で行われた杭州オープンで優勝し、ATPツアー史上最低のランキング777位で大会優勝者となり、絶好調で東京にやってきた。
日本の錦織圭（右）とクロアチアのマリン・チリッチが、2024年9月26日に東京で開催された日本オープンテニス選手権の1回戦の試合前に記念撮影をしている。（共同）
錦織とチリッチはそれぞれ世界ランキング200位と212位で試合に臨んだ。
また、ハードコートATP500大会の2日目には、第1シードのアメリカ人テイラー・フリッツと第4シードのギリシャ人ステファノス・チチパスが第1ラウンドで敗退した。
フランスのアルチュール・フィスが今年の全米オープン準優勝者のフリッツを6-4、3-6、6-3で破った。
ディフェンディングチャンピオンのベン・シェルトンは、1セットダウンから巻き返し、同じくアメリカのライリー・オペルカを3-6、6-1、6-4で破り、一方、日本のワイルドカードの西岡良仁は、カナダのフェリックス・オジェ アリアシムを7-6(5)、3-6、7-6(5)で退けた。
