日本最大の証券会社である野村ホールディングスは中国本土での事業で長年続いた損失を食い止めようとしており、同社の中国証券事業の元責任者が同社を退社した。
登記記録によると、孫東青氏は今月、深センを拠点とする東亜千海証券に加わった。同社のウェブサイトによると、香港の東亜銀行や中国の深セン千海金融ホールディングスなどが同社のオーナーとなっている。
同社のウェブサイトによると、孫氏は少なくとも6月初旬まで野村オリエント国際証券の副会長を務めており、2023年1月に北村光孝氏がゼネラルマネジャーの座を交代した後もその地位に就いていた。