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野村が欧州トップバンカーの8カ月ぶりに方針転換

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トレーディングスキャンダルに苦しむ証券会社、野村ホールディングスは、別の高官がそのポストに就任することを発表したわずか8か月後に、欧州事業の新しい最高経営責任者を任命した。

火曜日の声明によると、ジョン・ティアニー氏がジョナサン・ルイス氏の後任として、同行の主要欧州子会社であるノムラ・ヨーロッパ・ホールディングスとノムラ・インターナショナルの最高経営責任者(CEO)に就任する。

東京に本拠を置く金融業者は以前、3月に、規制当局の承認を条件として、上級幹部の大塚徹氏がルイス氏の役職を引き継ぐと発表していた。

大塚氏は日本最大の証券会社である野村の上級幹部であり、以前は世界的な規制問題の監督に貢献していた。

同氏は貿易スキャンダルを受けて、世界市場監視の計画と戦略を担当する新たな役割を与えられた。

野村は、トレーダーの一人が国債市場を操作していたことが日本の規制当局に判明して以来、業務改善の圧力にさらされている。

元従業員が顧客の高齢者に対する強盗と殺人未遂の疑いで逮捕されたとの報道を受け、ここ数週間で同社の評判はさらに悪化した。

野村の広報担当者は会社の声明以上のコメントを控えた。

英国の同行を監督する健全性規制庁と金融行動監視機構の報道官もコメントしなかった。

火曜日の声明によると、ティアニー氏は野村勤務26年のベテランである。

同氏は現在、野村ヨーロッパの最高執行責任者(COO)を務めており、同社の提出書類によると、3月末時点での資産は107億ドルとなっている。



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