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都知事選で戦略が浮上、小池氏は公務に、蓮舫氏は演説に注力

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読売新聞の写真
From left: Yuriko Koike, Renho, Shinji Ishimaru and Toshio Tamogami

7月7日の東京都知事選挙の選挙運動が始まってから最初の日曜日、候補者らは雨の中、街頭演説を行った。

過去最多の56人が立候補し、選挙戦略や目標も鮮明になってきた。

小池氏は視察を活用

東京都の小池百合子知事(71)は木曜から本格的な選挙活動が始まり、この日は出陣式のみを行った後、都庁に戻った。他の選挙活動を行わなかった理由について、小池知事は4月の衆院東京第15選挙区補欠選挙の演説中に政治団体が妨害行為を行ったことを挙げた。

しかし、公務を優先する現職らしいイメージを打ち出すことで、支持を強めたい考えもあるようだ。

小池氏の公務は必ずしも都庁内にいる必要はなく、現場視察に集中できる。同行する記者の報道を通じて、知事としての2期8年の実績や今後進めたい政策などを伝えていく狙いは明らかだ。

小池知事は日曜、奥多摩町のダムを視察した後、JR奥多摩駅前など2か所で演説。2019年の台風19号の被害に触れ「都民の命と暮らしを守ります」と語った。

選挙に候補者を立てない自民党と公明党は、自らの主導で小池知事を支援しているが、裏方に徹している。日曜、知事とともに演説したのは地方自治体の首長だけで、自民党の地方議員はいなかった。

「私たちは舞台の先頭に立つつもりはありませんが、支援のために様々な団体にアプローチしてきました。 [Koike]「安倍首相は、安倍首相の支持基盤を固めるために全力を尽くしている」と自民党東京支部の幹部は語った。公明党幹部は「地方議員、特に都議らは、安倍首相の支持基盤を固めるために全力を尽くしている」と語った。

蓮舫氏、演説に注力

蓮舫元参議院議員(56)は、繁華街での街頭集会に力を入れている。喉を痛めないように、蓮舫氏は1日に1、2回しか演説をしないが、集会での演説は多い。こうした集会は、蓮舫氏が選挙直前に離党した立憲民主党が主催している。

蓮舫氏は「反自民党」の姿勢を強調している。蓮舫氏は金曜日、自民党東京支部長の萩生田光一氏の地元である八王子市での選挙集会で、自民党の一部派閥による政治資金規正法違反の疑いについて自民党を批判した。

しかし、蓮舫氏を支持する共産党の選挙活動は限定的だ。「どの政党も支持しない人は、 [her] 「左翼的な雰囲気が強すぎると、参院選で負ける可能性もある」と蓮舫氏の関係者は語った。日曜、墨田区の錦糸町駅前で行われた集会では、共産党の吉良よし子参院議員が蓮舫氏に同行し、応援演説を行った。

“欲しい [Renho] 「自民党で東京都知事選を目指す候補者を破る」と吉良氏は語った。選挙戦が始まって以来、共産党関係者が蓮舫氏の隣に立ったのはこれが初めてだった。

共産党側は蓮舫氏の選挙運動の現状に理解を示している。「党員一人ひとりが駅などで蓮舫氏への応援を呼びかけている」と共産党幹部は語る。「さらに選挙活動を強化している」 [for her] 公式候補者よりも。」

石丸はソーシャルメディアを活用する

最も精力的に街頭活動をしているのは、広島県安芸高田市の元市長、石丸伸治氏(41)だ。毎日朝から晩まで30分間隔で街頭演説会場を転々とし、支持を訴えている。

石丸氏は知名度の向上に努めており、自己紹介や政治的立場のアピールに多くの時間を費やしている。街頭活動では、大学周辺や伝統的な古い地区の通りを訪問するなど、特定のターゲットに焦点を絞っている。

石丸氏は日曜、高齢者に人気の豊島区巣鴨地蔵通り商店街で集会を開いた。「既存の政党に属さない人が都知事になれば政治は変わる」と石丸氏は語った。

約5千人の選挙ボランティアがソーシャルメディアを通じて活動を広めているとされ、演説ではより具体的な政策を訴える方針だ。

田母神氏は保守派を標的に

元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)は保守層の支持獲得に全力を尽くす。選挙運動開始当日、東京都千代田区の靖国神社を参拝し、かつて勤務していた防衛省前で演説した。

それ以来、田母神氏の集会で同氏を支持する発言をした人物の中には保守系団体のメンバーも含まれている。

原宿(渋谷区)や池袋(豊島区)など繁華街での集会でも若者向けの政策を強調。日曜には若者に人気の武蔵野市の吉祥寺駅前で演説した。

田母神氏は「若者の実質所得を増やしたい」と語り、演説後には商店街を歩きながら写真撮影に応じた。



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