兵庫県宝塚警察署で表彰状を手に持つ飼い主と犬「てりたま」。
2024年5月22日 15時54分(日本時間)
神戸 — 兵庫県宝塚市で、側溝に閉じ込められていた70代の男性のリードを引っ張って飼い主を男性の元へ導き、柴犬が男性を救助した。
市内在住の雄犬「てりたま」と飼い主さん(30)に、その善行をたたえられ県からのじぎく賞が火曜日に授与された。
飼い主によると、4月12日午前1時ごろ、市内の住宅街でてりたまを散歩させていたところ、犬がいつもの道を逸れ始め、飼い主をリードを引っ張って暗い路地に誘導した。 すると飼い主さんは助けを求めるような低い声を聞きました。
店主は、深さ1.2メートル、幅50センチの側溝に男性が閉じ込められているのを発見し、警察と救急車を呼んだ。
男性は頭部に負傷を負ったが、無事に保護された。 落としたライターを拾おうとして側溝に落ち、約1時間立ち往生していた。
授賞式で宝塚署の署長は「朝晩はまだ寒く、男性の命が危険だったかもしれない」と話した。
「てりたまさんが男性を見つけてくれたことを褒めたい」と犬の飼い主は語った。