菅前首相、次期総選挙で首相交代に言及 改正政治資金規正法の扱いに批判

自民党の菅義偉前首相は日曜、文藝春秋電子版番組に出演し、改正政治資金規正法をめぐる岸田文雄首相の対応を批判した。また、秋の総裁選で首相を交代させることが望ましいとの考えを示した。

菅首相は「自民党案は [first] 「いずれにしても野党の後というのはどう考えてもおかしい」とし、「首相は責任を取らず、多くの国民が不信感を抱いている」と指摘した。

総裁選については「国民が『自民党が変わった、また希望が持てる』と思える雰囲気を作ることが大事だ。国民が改革の実感を持てれば大きな節目になる」と語った。

総裁選で新たなリーダーが誕生すべきかとの質問には「そう思う」としながらも、誰を推薦するかは決めていないとした。「このままでは政権交代が起きるかもしれないという危機感を抱く人が増えている」と付け加えた。

菅氏は岸田氏と距離を置く非主流派の代表であり、総裁選への対応が注目されている。