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自衛隊創設70周年 役割拡大/航空自衛隊 宇宙空間監視 各国と連携しデブリや不審衛星監視

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読売新聞
航空自衛隊宇宙作戦群司令の杉山公俊一等陸佐が6月27日、読売新聞のインタビューに応じた。

読売新聞は、自衛隊創設70周年を記念して、航空自衛隊宇宙作戦群司令の杉山公俊1等陸佐にインタビューした。以下は記者の上村健太によるインタビューの抜粋である。

1994年に航空自衛隊に入隊した当時は、「宇宙作戦群」という部隊が作られるとは想像もしていませんでした。隊員たちは新たなスキルを身につけ、柔軟な発想で宇宙分野で新たな能力を積み上げています。

すでに昨年の春から、我々は宇宙領域監視(SDA)ミッションを開始しています。今年の春からは、日本が使用している衛星が妨害されていないか調べる装置を運用しています。

私たちのグループが設立されてからまだそれほど時間が経っていませんが、米国や志を同じくする国々の同僚たちは、日本がこの短期間で良い成果を上げていると私たちに伝えています。

宇宙状況監視(SSA)レーダーとSDA衛星の運用を開始すれば、状況についてより詳細に知ることができるようになる。 [of Japanese satellites]静止軌道上にあるものも含む。

これらを注意深く監視することで、日本の衛星に接近する宇宙ゴミや不審な衛星を発見し、事前に警告を発したり、衝突を防ぐ措置を講じたりすることが可能になります。

大国にとって、衛星なしに軍事行動を行うことは考えられません。また、宇宙物体の急増は、その脅威の増大にもつながります。宇宙は国家安全保障の基盤として極めて重要な位置を占めています。

広大で国境のない宇宙空間を監視するには、国際的な協力も重要です。

空自は、衛星の接近などに対処する多国間の訓練にも参加し、米国はもちろん、志を同じくする国々との協力関係を深めている。

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