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自民党の小泉候補が総裁選への出馬表明、早期総選挙に意欲

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小泉進次郎元環境大臣は金曜日、与党自民党の次期総裁選に出馬すると表明し、裏金スキャンダルを受けて党の改​​革を「加速」させ、国民の信頼を取り戻すと誓った。

自民党内では将来の日本のリーダーとして国民から有力視されている43歳の新星、小泉氏は、自民党総裁に選出され首相に就任した場合、「できるだけ早く」衆議院を解散すると述べた。

「日本の古い政治と決別したい」と小泉首相は記者会見で述べた。「日本が危機的状況にあるときに国民の信頼を失ってしまった。政治資金問題はまさに昔の自民党を映し出している」

小泉進次郎元環境相は2024年9月6日、東京都内で記者会見し、自民党総裁選に出馬する意向を表明した。(共同)

自民党総裁選は、昨年末に発覚した裏金スキャンダルで動揺する与党の岸田文雄首相が8月に突然、総裁としての再選を目指さないと発表したことを受けて行われている。

「首相になることは目的ではなく、これまで取り組まれていない課題に取り組む手段だ」と小泉氏は語った。

小泉首相は、岸田氏がスキャンダルの「責任を取るため」再選を目指さないことを決めたことに言及し、国民の声を聞き、新たな国民の信任を求める必要があると述べた。

次の選挙は2025年10月までに実施されなければならないが、野党議員らは選挙が早まる可能性を警戒している。

小泉首相は、保守派の自民党議員や支持者からの支持を獲得しようと、戦後の平和憲法を初めて改正することを最優先課題の一つに掲げると述べた。

「国民は憲法を改正するかどうかを決める機会を一度も与えられていない。たとえ(改正案が)否決されたとしても、国民投票にかけられていないという事実を変えるつもりだ」と首相は語った。

自民党は、戦争放棄をうたった憲法に自衛隊の存在を明記し、国内での合憲性論争に終止符を打つことを望んでいる。

一方、小泉首相は、自民党内で意見が分かれている問題である、夫婦の別姓を認める法律制定も推進したいと述べた。

自民党内の小泉支持者は、同氏が自民党のイメージを一新してくれることを期待しているが、一方で同氏が国を率いる経験があるかどうか疑問視する声もある。岸田氏の前に首相を務めた菅義偉氏は、小泉氏の熱心な支持者とみられている。

「私は完璧ではないが、足りない部分を補うために素晴らしいチームを結成するつもりだ」と小泉首相は語った。同首相の父、小泉純一郎氏は2001年から2006年まで首相を務めた。

経済政策に対する姿勢を問われると、首相は原則として岸田氏の方針に従い、現在の賃金上昇の勢いが継続し、日本がデフレに逆戻りしないようにしたいと述べた。

衆参両院とも自民党・公明党の連立政権が掌握しているため、次期自民党総裁が首相になることはほぼ確実だ。

党首選挙は記録的な数の候補者が立候補する予定で、混戦になりそうだ。

もう一人の若手自民党候補、元経済安全保障担当大臣の小林隆之氏(49)が最初に立候補し、派閥が大きな影響力を持つ自民党を刷新すると誓った。

次期日本リーダー候補として世論調査で上位にランクされている人物の中には、元防衛大臣の石破茂氏(67歳)やデジタル大臣の河野太郎氏(61歳)がすでに出馬を表明している。

石破首相は金曜日、記者団に対し、夫婦が別姓を使えるようにする考えを支持しており、「早ければ早いほど良い」と実現したいと語った。

岸田氏に次ぐナンバー2の茂木敏充自民党幹事長(68)も党首就任を目指している。

首相は木曜日に政策方針を発表し、防衛力強化や子育て支援の費用を賄うために税金や健康保険料を値上げしないと述べ、現政権との明確な対比を狙った。

茂木氏の発言が自民党内外に波紋を呼んだ後、小泉首相は政府がすでに決定したことを「実行する」と述べた。

加藤勝信元厚生労働大臣(68)は、政府の計画を「中止できる」とは考えていないと述べた。

首相は来週火曜日に出馬表明する予定だが、その翌日には高市早苗経済安全保障担当相(63)が立候補を表明する予定となっている。


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