能登地震から8カ月、復興需要が企業回復を後押し

1月1日に発生した能登半島地震から8カ月が経過し、復興需要の高まりや避難していた住民の仮設住宅への帰還を背景に、同地域で営業を再開する企業が増えている。

しかし、本格的な震災復興にはまだ長い道のりがあり、多くの企業が営業時間を短縮したり、仮設の施設で営業している。

石川県珠洲市の珠洲商工会議所が５３３社を対象に実施した調査によると、営業を再開した企業の割合は８月中旬時点で６１％となり、６月上旬の４０％から上昇した。