米空軍によると、昨年日本沖で米軍のオスプレイ機が墜落し、搭乗員8人が死亡したが、原因はギアボックスの重大な故障だった。この事故は、ティルト・ローター機の過去の事故と似た原因だった。
空軍が木曜日に発表した調査報告書によると、墜落は左側のギアボックスの「壊滅的な」故障により機体が不安定になったことが原因だという。また、パイロットが緊急着陸地点に速やかに進路変更しなかったことが事故の一因となったとも報告書は述べている。
オスプレイは昨年11月29日に鹿児島県屋久島沖で墜落し、国防総省はオスプレイの飛行停止を決定した。オスプレイを飛行させていた唯一の国である日本も、オスプレイの使用を一時停止した。両国はその後、飛行を再開している。