日本サッカー協会は水曜日、池田太監督が契約満了に伴い日本女子サッカー代表を退任すると発表した。
53歳の同氏は2021年10月になでしこジャパンの指揮を執り、ニュージーランドで開催される2023年ワールドカップ(グループリーグで最終的に優勝するスペインを4対0で破った)と最近のパリオリンピックの両方でチームを準々決勝に導いた。
パリ五輪女子サッカーグループCのスペイン戦前半、日本代表の池田太監督が2024年7月25日、フランス西部ナントのラ・ボージョワール競技場で選手たちに指示を出す。(共同)==共同
池田監督は日本サッカー協会のウェブサイトで「なでしこジャパンがさらにレベルアップし、選手たちと一緒にその先にある光景を目撃したいと思いました」と述べ、選手、スタッフ、サポーターに感謝の意を表した。
「国際大会、ワールドカップ、オリンピックへの出場を通じて、チームとして成果を上げ、成長できたと信じています。」
2011年ワールドカップで日本を優勝に導いた監督で、現在はJFA女子委員長を務める佐々木則夫氏は、大会の後半戦に進むには新たな人材が必要だとの考えから、8月以降の契約延長は検討されていないと語った。
「我々は(池田氏の後継者探しを)国内だけでなく海外にも視野に入れ始めている」と彼は語った。
元浦和レッズのDFである池田氏は、同クラブや同じくJリーグの男子チームであるアビスパ福岡でコーチを務め、2018年には日本を初のU-20女子ワールドカップ優勝に導いた。
「なでしこジャパンがこれからも勇敢にプレーし、多くの人を感動させ、子供たちが夢見るチームであり続けることを願っています」と彼は語った。
日本サッカー協会の宮本恒靖会長は、パリでの試合を含めた池田監督の尽力に感謝し、同監督が今後も「日本サッカーの発展に手を貸し続けてくれること」を願うと述べた。
日本は10月26日、東京国立競技場でまだ対戦相手が発表されていないチームと国際親善試合を行う。
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