米兵ゴードン・ブラックはロシアで拘留中に法廷で部分的に有罪を認めたと地元メディアが報道

ロシアメディアは月曜日、5月初旬からロシアで拘留されている米陸軍兵士ゴードン・ブラック氏が、沿海地方裁判所で行われている裁判の2回目の公判で窃盗罪の一部有罪を認めたと報じた。

ロシアのメディアによると、35歳のブラック容疑者は窃盗は認めたが、暴行や殺害脅迫の容疑については認めなかった。

米軍は以前、ブラック容疑者が5月にロシアのウラジオストクの沿海地方（北朝鮮と中国に接する）で違法行為の容疑で拘束されたと発表していた。

ロシアのメディアによると、ブラック容疑者はロシアに住む恋人を訪ねており、2人の間に意見の相違があったという。「ブラック容疑者が去った後、友人が紛失した現金を発見し、警察に助けを求めた」とロシアの通信社タス通信は先月報じた。「警察は市内のホテルで窃盗の容疑者を発見した。」

ロシアの地元メディアによると、ブラック容疑者は月曜日の公聴会で、アレクサンドラ・ヴァシュクさんにロシアに招待され、彼女と一緒にいるためにここへ来たと語った。報道によると、ブラック容疑者は彼女から1万ルーブルを盗むつもりはなかったと話している。ブラック容疑者は出発前にそのお金を返したいと考えており、知人を通じてそのお金を移し、事件の翌朝に彼女に送金したと、月曜日の公聴会での証言で語ったと、同メディアは伝えている。

米当局者２人は５月、ブラック上等兵曹は一時休暇に入る前に韓国に駐留していたとＡＢＣニュースに語った。ブラック上等兵曹はロシアへの渡航許可を与えられていなかったと当局者は述べた。

ブラック容疑者は窃盗容疑を認め、捜査に協力しているとロシア当局者が5月中旬にABCニュースに確認した。

ブラック被告の次回の法廷審問は、現地時間6月19日水曜日午前10時に予定されている。