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米、岩国基地に海軍オスプレイを配備へ

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読売新聞ファイル写真
2018年4月、東京・福生の米軍CV-22オスプレイ機

東京(時事通信) — 在日米軍は月曜日、海軍のCMV-22オスプレイ輸送機を山口県岩国基地に配備すると発表した。

岩国市の同基地へのCMV22オスプレイの配備は初めて、海軍のオスプレイの国内配備も初となる。インド太平洋地域で覇権主義的な行動を強める中国に対し、抑止力を強化するのが狙いだ。

CMV-22オスプレイは、現在岩国基地に配備されているC-2輸送機に代わることになる。

米国は最新鋭の艦載ステルス戦闘機「F-35C」も岩国に配備する。

日本では、米軍はこれまで、沖縄県最南端の普天間飛行場に海兵隊オスプレイを、東京の横田基地に空軍オスプレイを配備している。

米軍は、昨年11月に鹿児島県屋久島沖で空軍のオスプレイが墜落し死亡事故を起こしたことを受けて、世界中でオスプレイの飛行を停止していた。

日本では今年3月にオスプレイの飛行が再開され、アジア諸国の地元関係者の怒りを買った。

米軍は声明で、インド太平洋地域の現在の安全保障環境は、米海軍が最も能力の高い航空機と艦船を前方に配備する必要があると述べた。



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