北九州市は、新たな公共施設建設のため取り壊す予定だった築133年の鉄道跡地の一部を保存することを木曜日に発表した。
市は明治時代(1868~1912年)の門司駅構内の遺構の一部を敷地内に残し、別の一部を移築して展示する。残りは取り壊され、老朽化した複数の公共施設を一つに統合した新たな5階建て複合施設の建設が予定されている。
駅の機関車庫だった建物の基礎部分は、19世紀のヨーロッパと日本の建築技術の融合を示すもので、専門家らは遺跡の最も重要な要素であると考えており、保存され、現場に再埋葬される予定だ。