日本の抗がん剤大手、第一三共は次世代の標的型抗がん剤に目を向けており、今回は成功させるためにパートナーを必要としないかもしれない。
「当社は現在、5年前にはなかった多くの能力を備えているため、提携を検討する際のハードルはますます高くなっていると思う」と、第一生命の米国子会社のケン・ケラー最高経営責任者(CEO)は、欧州臨床腫瘍学会でのインタビューで語った。
アストラゼネカと第一製薬の乳がん治療薬「エンハートゥ」は、第一製薬の抗体薬物複合体プラットフォーム「DXd」をベースにしており、2023年には世界で最も売れているADCとなった。