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福井県の原発付近の断層が活断層の可能性がある 原子炉直下まで伸びているか調査

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Yomiuri Shimbun file photo
福井県の敦賀発電所2号炉(中央、昨年10月撮影)

日本の原子力規制委員会(NRA)の調査チームは金曜日、福井県の敦賀原子力発電所2号機付近の地震断層が活動している可能性を否定できないと述べた。

原子炉建屋の北約300メートルの地点で「K断層」と呼ばれる断層の存在が確認されている。日本原子力発電は再稼働を目指しているが、断層が原子炉建屋の直下まで達していないことを証明できないと再稼働は認められない。

原子力発電所の安全対策を定めた規制委の新規制基準によると、原子炉建屋など重要施設の直下に地震を引き起こす恐れのある活断層がある場合、原発は稼働できない。

問題となっているのは、K断層が活動しているかどうか、そしてそれが建物の真下にまで伸びているかどうかという点だ。

K断層が活断層であるかどうかを議論する金曜日の会議で、日本原子力発電は、掘削調査や火山灰の分析結果などに基づき、活断層ではないと主張した。

しかし、調査チームは、この地域の土壌堆積物の複雑な層構造により断層の種類を特定することが困難であるため、断層が活断層である可能性は残っていると述べた。

原子力規制委員会は今月初めに現地調査を実施し、K断層が原子炉の真下にまで伸びているかどうかを調べる予定。



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