Kurayoshi, Tottori Pref. –
日本の与党自由民主党の元幹事長で、党総裁選への出馬を表明している石破茂氏は日曜、党の裏金スキャンダルに関係する自民党議員の運命について前日に述べた発言を修正した。
石破氏は鳥取県倉吉市で記者団に対し、次期総選挙で自民党がこうした議員らを党の公認候補として推薦するかどうかは「新執行部が決める」と語った。
石破氏は「まだ党首になる前の人間がこの件について偏見を持って発言すべきではない」と付け加えた。
石破氏は土曜日、９月２７日の総裁選への立候補を表明した際、党の選挙対策委員会は、スキャンダルに関係する議員らが党の公認候補としてふさわしいかどうか、徹底的に審議すべきだと述べた。
この発言は、資金集めパーティーをめぐる裏金スキャンダルの中心であった、安倍晋三前首相がかつて率いた自民党派閥の元メンバーから反発を招いた。
自民党総裁で岸田文雄首相の後継者を選ぶ選挙の候補者として名前が挙がっている人物の中で、野田聖子元総務大臣も、スキャンダルに巻き込まれた議員を党が公式に支持しない可能性について言及した。
