ホーム Fuji 熱帯暴風雨マリアが日本北東部を横断予定

熱帯暴風雨マリアが日本北東部を横断予定

14
0


熱帯暴風雨マリアは月曜日の朝に東北地方に上陸し、大雨と強風をもたらしながら日本海に渡ると予想されている。

気象庁はマリアを台風より一つ下の強い熱帯低気圧と評価しており、この地域を横切る間も勢力を維持すると予想されている。

気象庁は、特に東北地方の低地での土砂崩れ、河川の増水や氾濫、浸水に警戒するよう住民に呼び掛けた。また、強風や高波の脅威にも注意を促した。

気象庁は、日曜の夜から月曜の朝にかけて東北地方に線状降水帯が発生する恐れがあり、特に青森、岩手、宮城の各県で災害のリスクが高まるとしている。

嵐の速度が遅いため(日曜朝の時点では時速約15キロで北北西方向に移動していた)、気象庁は、その影響は長期間にわたって感じられる可能性があると述べた。

同局によると、この地域の総降水量は、例年の8月全体の平均降水量を上回る可能性があるという。

同庁は住民に対し、地元当局が提供する防災情報に注意するよう呼びかけた。

台風がお盆休みの時期に近づいていることから、気象庁の職員は国民に対し、柔軟に対応し、旅行計画を再考するよう呼びかけた。

一方、国交省河川管理事務所の尾松聡所長は、7月下旬の大洪水後、山形県や秋田県の一部堤防の修復がまだ完了していないと指摘。「河川の増水や洪水に一層の警戒が必要だ」と警告した。

日曜朝の時点で、嵐は岩手県石巻市の南東290キロの太平洋上にあった。中心気圧は980ヘクトパスカルで、最大風速は時速90キロ、最大突風速は時速126キロだった。嵐は月曜に陸地へ移動する際にもこれらの風速を維持すると予想される。

太平洋沿岸から東北地方に上陸した台風は、2016年8月と2021年7月の2回しか記録されていない。前者は、高齢者施設が浸水して9人が死亡するなど、甚大な被害をもたらした。

時事通信の情報を追加しました



もっとニュース

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください