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熊本の滝で遊んだ後109人が体調不良に

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熊本8月23日(日本のニュース) – 熊本県内の川で遊んだ後に嘔吐や下痢の症状を訴えた人が計109人おり、知事は住民に対し、川辺を避けるよう異例の呼びかけを出した。

熊本県天草市にある轟の滝は、高さ10メートルの滝の近くで川遊びを楽しむために訪れる観光客で賑わう人気の夏の観光地です。

浮き輪をつけて楽しそうに泳ぐ子どもたちの姿が見られるが、困った事態も発生している。

8月13日、高校生7人が滝を訪れた。3日後、全員が嘔吐と下痢の症状を訴えて医療機関を受診した。同様の症状を訴える人の数は増え続け、8月20日には46人、8月21日には69人、そして8月22日にはなんと109人に達した。

19歳の学生は、この体験を次のように語った。「最初は寒気を感じ、その後熱が出ました。翌日には頭痛、胃痛、下痢、嘔吐が起こりました。」

症状は川を訪れてから2日後に始まり、同行していた学生の友人も発熱と胃腸炎を発症した。

学生は続けた。「大変でした。立つのも大変で、一日中横になっていました。お腹が痛くて、一日中トイレに走り続けました。」

木村熊本県知事は22日、「滝周辺での遊泳や水遊びは控えるようお願いします。症状が出たり不安を感じたら、すぐに保健所に連絡してください」と異例の呼びかけを行った。

100人以上が体調不良を訴えていることから、専門家は水に流入した感染力の強いウイルスや細菌が原因である可能性があると示唆している。

伊藤王子神谷町クリニック院長の伊藤博明医師は「ノロウイルスやレプトスピラ症などが原因として考えられます。レプトスピラ症は下水道ネズミなどのげっ歯類の排泄物を介して感染することが多い細菌感染症です」と話す。

伊藤医師は、川に入らなくても感染する可能性があり、水しぶきを浴びるだけでも感染につながる可能性があると説明した。

伊藤医師は続けて、「例えば、川の水が目の表面に飛び散ると、水中のウイルスが目の表面の液体を通して体内に吸収され、最終的に下痢、腹痛、嘔吐、発熱などの症状を引き起こす可能性があります」と述べた。

ソース: アン



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