現地報道によると、水曜日の朝、中国深セン市で日本人の少年が小学校へ向かう途中で襲われた。
事件は現地時間の午前8時ごろに発生した。襲撃後、学校は授業を中止し、保護者は子どもを迎えに来るよう要請された。少年は地元の病院で負傷の治療を受けています。
当局は容疑者を逮捕し、現在尋問中である。
守屋弘志官房副長官は記者会見でこの問題に触れ、広州の日本総領事館が中国当局に対し、さらなる事件の防止と情報共有を要請したと述べた。
この襲撃事件は、6月に江蘇省蘇州市でスクールバスを待っていた日本人の母子が52歳の中国人男性に刺されてからわずか数カ月後に起きた。この襲撃で中国人バス乗務員1名が死亡した。
水曜日はまた、1931年から1933年にかけて日本が満州に侵攻する口実となった満州事変の93周年にあたる。中国では国辱節として知られるこの日は、反日感情がエスカレートすることが多く、日本の外交使節団が海外在住の国民に警告を発するきっかけとなる。
中国では、東京電力福島第１原子力発電所の炉心溶融により発生した放射性トリチウムを含む処理水が海洋に放出されたことなどから、反日感情が高まっている。
ジャパンタイムズ翻訳
