スリランカでは今週末、独立70年で最悪の経済危機に陥った2022年に多額の国家債務が不履行となって以来、初の選挙が行われる。
首都コロンボ沖では、24時間体制で建設工事が行われており、未来を垣間見ることができるかもしれない。
数億ドルの米国資金の支援を受け、インドの複合企業アダニ・グループの子会社と現地パートナー2社が、南アジアで最も交通量の多いコロンボの主要港の大規模な拡張工事に着手している。目標は、コロンボをさらに大きな輸送拠点にし、同時に、アジアとアフリカのインフラ整備プロジェクトに数十億ドルをつぎ込んでいる中国からこの島国を徐々に引き離すことだ。