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河野デジタル大臣、与党総裁選に参加

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河野太郎デジタル担当大臣は月曜日、日本の首相を目指す3度目の挑戦で改革を推進してきた実績をアピールし、与党自民党総裁選に出馬すると発表した。

2021年に現職の岸田文雄氏に敗れるまで、総裁就任に近づいた率直な意見で知られる61歳の河野氏は、9月27日の選挙は、候補者らが世界の舞台で日本に対する明確なビジョンを示す場になるべきだと語った。

首相は、日本の原子力発電への依存を終わらせるという以前の主張を撤回し、古い原子力発電所を新しい発電所に置き換えることも選択肢の一つだと述べた。

河野氏は記者会見で「日本の将来にとって極めて重要な改革を実行する」と述べ、そのためには国民の信頼が必要だと付け加えた。

岸田氏は来月、現職の3年間の任期を終えて退任するため、総裁選が行われる。自民党と公明党の連立政権が両院で過半数を占めているため、次期自民党総裁が首相になることはほぼ確実だ。

河野太郎デジタル担当相は2024年8月26日、東京で記者会見し、与党自民党総裁選への立候補を表明した。(共同通信)==共同通信

河野氏は改革志向の9期目衆議院議員として知られ、しばしば政界の異端者と称される。米国のジョージタウン大学で学び、外務大臣や防衛大臣を務めた。英語も堪能。

「日本が世界に対して果たす役割と責任を明確に示し、実行に移す選挙になるだろう」と述べ、中国とロシアの攻撃的な動き、台湾情勢への懸念、中東の緊張の高まりを指摘した。

今回の総裁選は、裏金スキャンダルを受けて厳しい監視を受け、与党派閥の大半が解散を決定して以来、初めての選挙となる。岸田氏は自民党は刷新の時期を迎えるべきだとの考えを表明している。

記者会見で河野氏は、自民党内で政治資金パーティーの収入の一部が未報告だった問題を受け、適切に報告しなかった議員に対し、該当する金額の返還を求める考えを示した。

河野氏は、自民党副総裁の麻生太郎氏が率いる現存する派閥に属しているが、麻生氏はその派閥の解散を拒否している。河野氏の前回の代表選出を支持した議員の一人は、同氏が総裁選に出馬するなら派閥を離脱すべきだと述べている。

2021年の自民党総裁選では、岸田氏は小泉進次郎氏や石破茂氏と肩を並べた。世論調査によると、総裁選に出馬しなかった小泉氏と石破氏は岸田氏の後継者として国民が支持する候補だが、総裁は自民党員と現職国会議員によって選ばれる。

67歳の元防衛大臣、石破氏は土曜日に立候補を表明し、これを「最後の」挑戦であり、38年間の政治キャリアの集大成と称した。一方、43歳の元環境大臣、小泉氏も、混戦となっている選挙戦に加わるとみられている。

その他の動きとしては、斎藤健経済産業大臣(65)が出馬の意向を表明しており、岸田氏の右腕である林芳正官房長官(63)も出馬を検討している。

上川陽子外相(71)も立候補表明の準備を進めており、先週末には自民党議員20人の支持を得て立候補への最初のハードルをクリアしたと表明した。

岸田氏は、閣僚を含め、後継者となる意思のある者には誰であれ選挙に出馬するよう呼びかけている。

この選挙では、自民党の総裁の座をめぐって10人ほどの議員が争うことになり、次期首相が決まることになる。

元経済安全保障担当相の小林隆之氏(49)が石破氏に先んじて立候補を表明した。小林氏の後任となった高市早苗氏(63)も出馬するとみられる。


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