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沖縄駐留米海兵隊、性的暴行容疑で検察に送致

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捜査関係者によると、沖縄県に駐留する20代の米海兵隊員が、6月下旬に20代の女性に性的暴行を加え、負傷させた疑いで木曜日に書類送検された。

この事件は、日本国内の米軍施設の大半を抱える県内で、米兵が関与した性的暴行の疑いのある事件が6月に2件発生した後に起きた。

県本島北部で発生した今回の事件は、被害者が暴行を受けた直後に受診した医療機関から警察に通報された。

写真は2024年9月5日撮影、沖縄県那覇市の沖縄県警本部。(共同)

情報筋によると、米軍の拘留下にある容疑者は地元警察から自主的に尋問を受けており、ソーシャルメディアへの投稿や犯行現場とみられる場所の防犯カメラの映像に基づいて事件の立証を進めている。他の情報筋によると、容疑者は容疑を否認しているという。

沖縄県の基地対策課は今回の事件について遺憾の意を表明し、米軍に対し再発防止策を講じるよう求めると述べた。

先の2件の事件では、県庁への報告が不十分だったことで地元住民の怒りが爆発し、日本政府は米軍関係者の関与する犯罪に関する情報共有のルールを見直すことになった。この事件は地元メディアの報道を受けて明るみに出た。

米空軍兵士が3月に未成年者を誘拐し性的暴行を加えた疑いで起訴され、米海兵隊員が5月に強姦未遂致傷の疑いで逮捕された。

警察は当時、被害者のプライバシーを理由にこれらの事件を公表せず、国も県に報告しなかった。


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