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沖縄県議会議員選挙、投票開始

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読売新聞

沖縄県那覇市(時事通信)―沖縄県議会議員選挙の投票が日曜朝に始まった。日本最南端の県内にある米海兵隊普天間飛行場の移設問題が投票の主要争点となった。

投票は午後8時まで行われ、開票はその後すぐに開始される予定。選挙では合計75人の候補者が48議席を争う。

焦点は、沖縄県宜野湾市から名護市辺野古沿岸部への米軍基地移設阻止を目指す玉城デニー知事を支持する県与党と自民党など野党のどちらが過半数の議席を獲得するかだ。

立候補者75人のうち、共産党、立憲民主党、社民党など与党からは34人、自民党、公明党、日本維新の会など野党からは33人。残り8人は無所属。

与野党からそれぞれ1名ずつが無投票で議席を確保した。

沖縄県議会には現在、与党議員が24人、野党議員が同数いる。

野党議員が議長を務め、議決には参加せず、玉木氏が議会運営を掌握している。

選挙結果は玉城氏の県政運営にも影響を及ぼすとみられる。

一方、自民党など普天間基地の辺野古移設に容認的な勢力は、26年の沖縄県知事選に向けて議会での存在感を高める狙いがある。

自民党派閥を巻き込んだ大規模な裏金スキャンダルを受けて、自民党は最近の一連の国政選挙と地方選挙で敗北を喫しており、沖縄県議会議員選挙は岸田文雄首相の政権にとっても極めて重要な選挙となる。



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