ホーム Fuji 沈没したトルコ海軍艦艇の犠牲者を追悼する式典が日本の串本で開催。同艦は1890年に嵐で沈没。

沈没したトルコ海軍艦艇の犠牲者を追悼する式典が日本の串本で開催。同艦は1890年に嵐で沈没。

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The Yomiuri Shimbun
彬子さまは月曜日、和歌山県串本町の慰霊碑に花束を捧げられた。

和歌山 ― 沈没したトルコ海軍艦艇の犠牲者を追悼する式典が月曜日、和歌山県串本町樫野地区で行われた。

1890年9月、トルコ海軍の軍艦エルトゥールル号は、明治天皇への表敬訪問を終えて横浜から戻る途中、嵐に遭い串本沖で沈没した。この事故で乗組員587名が死亡したが、地元住民の救助活動により69名が生き残り、日本とトルコの友好関係の礎となった。

式典は、外交関係樹立100周年を記念して串本に寄港したトルコ海軍艦艇キナリアダの親善訪問と同時期に行われた。日本トルコ協会会長の三笠宮彬子女王陛下やコルクト・グンゲン駐日トルコ大使ら130名が出席した。


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トルコ海軍艦艇キナリアダ号が和歌山県串本町に寄港。

黙祷の後、彬子女王は「日本とトルコの関係がこれからも末永く続くことを祈念します」と述べた。

参加者は慰霊碑に花を捧げ、慰霊碑の清掃に携わる同町立大島小学校の児童らは地元で知られる哀歌を歌った。

グンゲン氏は、両国の関係の礎は互いに支え合いながら困難な時期を乗り越えてきたことだと述べ、今後も緊密な関係を維持していきたいと付け加えた。



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