江村美咲選手は個人的な失望から立ち直り、土曜日の女子サーブル団体戦で最終戦に勝利して日本に銅メダルをもたらし、大活躍を見せた。
江村選手は、日本がフランスに対して40対37でリードしている状況でグラン・パレのコースに立ったが、チームメイトの尾崎世理選手がマノン・アピシー=ブリュネ選手に2点を許し、勢いが衰えていた。
個人サーブル競技のベスト16で衝撃の敗退を喫した金髪の25歳の選手は、サラ・バルツァーと熱狂的な地元観客と対戦したが、5対3で勝利し、日本が45対40で勝利し、パリ大会でフェンシング4個目のメダルを獲得することを確実にした。
パリ五輪女子サーブル団体戦で銅メダルを獲得し、喜びを分かち合う日本のフェンシング選手(左から)江村美咲、尾崎世理、福島志穂美、高島里紗。2024年8月3日、パリのグラン・パレにて。(共同)
「長い間、自分の思うようにフェンシングができていなかったし、今日のパフォーマンスもそれほど良くなかったと思う」と江村選手は語った。
「しかし、チームメイトが精神的にもフェンシングの面でも私を導いてくれたので、最後まで戦い続けることができました。」
開会式で日本代表の旗手を務めた江村選手は「チームメイトとともにメダルを獲得することができ、本当にうれしく思います」と語った。
パリ五輪女子サーブル団体戦で日本がフランスを破り銅メダルを獲得し、喜びを見せる江村美咲選手。2024年8月3日、パリのグラン・パレにて。(共同)
決勝ではウクライナが韓国を45対42で破り金メダルを獲得した。
この銅メダル獲得により、江村、尾崎、そしてチームメイトの高島梨沙、福島志穂美は、男女を通じ、日本初のサーブルフェンシングのオリンピックメダリストとなった。
パリ五輪女子フェンシング団体サーブルで銅メダルを獲得した日本の福島志穂美、高島里沙、尾崎世理、江村美咲の4選手(左から)が、2024年8月3日、パリのグラン・パレで撮影された。(共同)
パリでフェンシングで4つのメダルを獲得したことにより、日本は今大会でこれまでのオリンピックで獲得したメダルの総数を上回り、日曜日の男子フルーレ団体戦でメダル獲得のチャンスがもう1つある。
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