2024年7月30日 18時40分(日本時間)
日本の柔道銅メダリスト永山龍樹選手は火曜日、男子60キロ級の準々決勝で疑問の残る判定で永山選手を破ったスペインのフランシスコ・ガリゴス選手と和解したと示唆した。
「ガリゴスが会いに来てくれました。彼は私に謝罪しましたが、彼にとっても不利な結果だったと思います」と永山さんはX(旧ツイッター)に、自分とガリゴスの写真を投稿した。
パリ五輪準々決勝で、ガリゴス選手は土曜、永山選手を寝技に追い込み、絞めて意識を失わせた。しかし、審判の「待て」の合図後も絞め技が続いたため永山選手は意識を失ったとされ、不満をあらわにしてマットを離れようとしなかった。同投稿で永山選手は「誰がなんと言おうと、私たちは柔道一家だ!」と、この件は終わったと宣言したかのような発言をした。
試合直後、永山はガリゴスとの握手を拒否したが、Xでシェアされた写真では2人がしっかりと肩を並べて立っている。
Xでは、この和解を歓迎し、2人のスポーツマンシップを称賛する投稿が数多く寄せられた。「和解できてよかった。メダル獲得おめでとう」という投稿もあった。「オリンピック選手と柔道家ってこういうこと」という投稿もあった。「貴重だ」という投稿もあった。また、「4年後に再戦してほしい」という投稿もあった。