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母親、北朝鮮に拉致された娘が60歳になることに絶望

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数十年前に北朝鮮に拉致された日本人の象徴的な被害者である横田めぐみさんの母親は、土曜日に60歳になる娘との再会の見通しにますます落胆を強めている。

横田早紀江さん(88)は共同通信との最近のインタビューで、「彼女の誕生日が来るたびに、自分が置かれている現実を思い出して悲しくなる」と語り、拉致問題が先頭に立って十分に議論されなかったことを嘆いた。 -先週の火曜日に石破茂が日本の新首相に就任するまで。

めぐみさんは1977年、日本海側の新潟県で中学校のバドミントンの練習から帰宅途中、北朝鮮の工作員に拉致された。

横田さんは、めぐみさんに色とりどりの具材を乗せたちらし寿司と呼ばれる伝統的な日本の寿司を作ってくれたことや、誕生日を祝いに来た友人のためにケーキを買ってあげたことなど、めぐみさんとの思い出を懐かしく思い出した。

1977年に13歳で娘のめぐみさんを北朝鮮に拉致された横田早紀江さんは、10月5日のめぐみさんの60歳の誕生日を前に、2024年10月3日に東京近郊の川崎で報道陣と会見する(共同通信)=共同通信

娘の「還暦」、つまり60歳の誕生日についての考えを問われ、横田さんは「親しい友人たちと誕生日を祝ったたくさんの思い出を思い返し、『どうして私はこんな状況になってしまったのだろう』と思うだろう」と語った。と横田さんは言いました。日本では60歳は再生を象徴し、特別な意味をもって祝われます。

2023年2月に自宅で倒れて心臓手術を受けた横田さんは最近、2人の息子のうちの1人に、いつかめぐみさんと再会することに「自信を失い始めている」と語った。

横田さんは、2020年に一緒に暮らしていた夫の茂さんが亡くなった後、現在東京郊外の川崎で一人暮らしをしているが、「2、3年後にまた同じようなことがあったら、もう会えないのではないかと不安になった」と語った。拉致被害者を取り戻す運動を主導した。

すべての拉致被害者を日本に帰国させるために「時間が過ぎているので、政府には迅速に行動してほしい」と彼女は述べた。

北朝鮮はめぐみさんが1994年に自殺で死亡したと主張し、2004年にめぐみさんの遺骨とされる遺骨を日本に送った。しかし、日本の法医学的分析により、DNAが彼女のものと一致しないことが判明した。

めぐみさんは、1970年代から1980年代にかけて北朝鮮に拉致されたとして日本が公式にリストアップした17人のうちの1人で、他の多くの失踪事件にも関与している疑いがある。北朝鮮は拉致問題は解決済みだと主張している。

拉致被害者のうち5人は2002年に日本に帰国した。日本政府は残り12人の早期帰国を求め続けているが、ほとんど進展が見られていない。

横田氏は「政府は拉致を容認できないと主張し続けなければならない。日本中の誰もがそう考える必要がある。めぐみさんに同情するだけの問題ではない」と語った。

石破氏は火曜日、就任後初の記者会見で「拉致問題は内閣の最優先課題だ」と述べ、「全ての拉致被害者の早期帰国実現に向けて強い決意を持って取り組む」と誓った。

石破氏は、9月27日に当選した自民党総裁選の選挙活動中、両国には国交がないため、問題を前進させるために東京と平壌に連絡事務所を開設するよう努めると述べた。

しかし、めぐみさんの弟で、北朝鮮に拉致された日本人の家族​​を代表する団体代表の横田卓也さんは、この考えはナンセンスだと一蹴した。

同氏は最近の声明で「(石破政権が)北朝鮮の欺瞞的な戦術に陥ることなく、北朝鮮に対して強い姿勢で臨むことを期待している」と述べた。


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