ホーム Fuji 横綱照ノ富士が名古屋場所決勝で優勝

横綱照ノ富士が名古屋場所決勝で優勝

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読売新聞
左から横綱照ノ富士が、日曜日に名古屋ドルフィンズアリーナで行われた名古屋場所の優勝決定戦で、六番目頭貴ノ翔を破った。

横綱照ノ富士は、名古屋場所で最後の2日間で2度優勝のチャンスを逃したが、3度目の挑戦では失敗しないと確信した。

照ノ富士は、日曜日の名古屋ドルフィンズアリーナでの最終日に12勝3敗で並んだ後、優勝決定戦で前頭6枚目の貴ノ翔を破り、通算10回目の優勝を果たした。

「やるべきことは変わらず、やるべきことをやった。それがこの結果だ」と、32歳の照ノ富士は、土曜日に貴ノ翔に敗れ、勝利すれば残り1日で優勝が決まっていた試合について語った。

決勝戦は、隆の翔が関脇小野里を押し出して望みをつなぎ、照ノ富士が大関琴桜に衝撃的な敗北を喫したことで実現した。琴桜とは、照ノ富士にとって過去6回の対戦で一度も負けていなかった相手だ。

決勝戦では、貴ノ翔が跳び箱で優位に立ち、照ノ富士を後方へ押し戻した。しかし、横綱は弱い膝から全力を出して照ノ富士の突進を阻止し、その後、立場を逆転させて貴ノ翔を土俵から押し出した。

たびたびけがをする照ノ富士にとって、過去2、3場所の全部または一部を欠場した後、場所優勝するのはこれで3場所連続となる。照ノ富士が最後に15日間フル出場したのは1月の正月場所で、琴桜とのプレーオフで優勝した。

「この場所で、14年前に相撲を始めた時から目指してきた相撲に少し近づいたと感じています」と照ノ富士は語った。「さらに上達するためには、技術を磨く必要があります。」

敢闘賞を受賞した貴ノ翔は、出足で力強い突進を見せて小野里を後退させ、さらに突き飛ばして12勝3敗に伸ばし、照ノ富士が名古屋優勝を狙うのを確実なものにした。小野里は関脇デビュー戦で9勝6敗の成績を収め、優秀選手賞を受賞した。

その他の試合では、大関貴景勝が前頭5位湘南ノ海に土に叩きつけられて惨敗を喫し、悲惨な場所を締めくくった。湘南ノ海は最初の突進を受け止めた後、貴景勝を叩きつけて10敗目を喫した。

貴景勝は、カド番の地位で9場所目に臨み、これまではいずれも、地位維持に必要な勝利数の大半を獲得してきた。しかし今回は運が尽き、2番目に高い地位で30場所を過ごしたあと、関脇に降格することになる。

関脇霧島は先場所後に失った大関の地位を取り戻すために必要な10勝は達成できなかったが、ベテランの前頭9番玉鷲を破って8勝目を挙げ、現地位を維持する勝ち越しで幕を閉じた。

小結平堂海は、横綱より3つ下の階級である三役に初出場し、10勝5敗の成績を収め、技術賞を受賞した。



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