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横綱照ノ富士、体調不良で9月場所欠場

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横綱照ノ富士は、健康上の問題による準備不足のため、間近に迫った大相撲秋場所を欠場すると、所属する伊勢ヶ浜部屋が金曜日に決定した。

32歳の大関は糖尿病の症状と慢性的な膝の痛みの再発に悩まされており、日曜日に東京の両国国技館で始まる15日間の大会に向けて体調を整えるのが困難になっている。

伊勢ヶ浜親方は、照ノ富士関は膝の問題により運動による糖尿病の症状緩和が妨げられていると語った。

横綱照ノ富士は、大相撲名古屋場所で優勝した翌日の2024年7月29日に名古屋市内で記者会見に臨んだ。(共同)

「血糖値が下がらず、体重も10キロ以上落ちた」と伊勢ヶ浜監督は言う。「膝が悪いので運動もできない。汗をかけば血糖値は下がるだろう」

元横綱旭富士の伊勢ヶ浜氏は、相撲界唯一の現横綱として、今場所後の秋巡業で土俵に復帰することを目指すと語った。

伊勢ヶ浜監督は「膝の回復には2週間ほどかかるので、回復したら出場できると思う」と語った。

照ノ富士は7月の名古屋場所で1月以来初めて優勝し、10度目の天皇杯優勝を果たした。

横綱照ノ富士は、2024年7月28日、中部地方名古屋市のドルフィンズアリーナで15日間続いた大相撲名古屋場所で優勝し、日本相撲協会の八角会長から天皇杯を受け取る。(共同)==共同

モンゴル生まれのこの力士は、これまでのキャリアを通じて身体的な障害に悩まされてきた。2015年7月から2017年9月まで大関の2番目に高い地位にいたが、怪我により2019年3月までに5番目の階級である上二段にまで落ち込んでしまった。

2020年7月に2度目の天皇杯優勝という快挙を成し遂げ、幕内最高位に返り咲いた。2021年9月場所を前に横綱昇進も決定した。

照ノ富士が初段に昇進して以来、健康上の懸念は続いていたが、今回の棄権により、横綱としての19回の大会のうち8回しか出場していないことになる。

それでも、彼は試合に出場できるときは圧倒的な強さを保っており、名古屋での最近の優勝を含め、8つの大会のうち6つで優勝している。

照ノ富士が欠場したため、9月の場所では琴桜とモンゴル生まれの豊昇龍という2人の大関が最高位の力士として出場することになる。


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