日本の大手地方銀行の一つは、金利が上昇する中、国債購入の再開に熱心であり、長年の海外投資を経て国内債務への回帰を検討する金融機関が増えている。
横浜銀行市場部長の新井智樹氏は「利回りが上昇すれば、日本国債がポートフォリオの主力になるのは間違いない。10年債利回り1.1%程度でエントリーしたい」と述べた。
世界第4位の経済大国でインフレが定着する中、日本銀行が今年初めに借入コストをゼロ付近に維持する政策を放棄して以降、10年債利回りは現在約1%となっている。ドナルド・トランプ氏の米大統領選勝利が債券売りを引き起こしたことを受け、今週は上昇幅を拡大した。