2024年7月16日 15時32分(日本時間)
仙台 — 2011年の東日本大震災後に閉鎖されていた仙台市若林区の深沼海水浴場が月曜日に再開した。子供連れの家族らが一日中水遊びをしたり歓声を上げたりしていた。
市観光課によると、深沼海水浴場は市内唯一の海水浴場で、2010年には約4万7千人が訪れた。再開を強く求める市民の要望を受け、海水浴場が解禁された。
海水浴場の定員は安全対策で800人に制限されている。津波警報などが発令された場合は、約600メートル離れた旧荒浜小学校などへ誘導する。建物は震災の記憶を後世に伝えるため保存されている。
仙台市宮城野区から来ていた7歳の男の子は「波に乗るのは楽しい」と話した。母親(35)は「緊急事態が起きても避難場所に行ける」と話した。
ビーチは8月18日まで午前9時から午後4時まで営業します。