宮城県仙台市–
東北電力は水曜日、宮城県女川原子力発電所2号機を再稼働した。
出力82万5000キロワットの原子炉は、2011年3月の東日本大震災と津波以来、13年ぶりに運転を再開した直後、測定装置に問題が見つかったため停止していた。
東北電は今週中に原子炉による発電を再開する予定で、来月の営業運転再開計画に変更はないとしている。
女川原発は沸騰水型原子炉を使用しているが、これは2011年の災害後に三重メルトダウンを起こした東京電力ホールディングス福島第1原発(福島県)で使用されているものと同じタイプである。
2号機は10月29日に再稼働したが、原子炉の内部状態を監視する中性子検出器の補助機器の動作に問題があり、11月4日に再び停止した。
東北電はその後、ナットの緩みにより装置のガイドチューブの一部が脱落したことが原因であると判明した。
核分裂反応を抑制する制御棒の撤去は水曜日に始まった。発電は、原子炉が臨界、つまり自立的な核連鎖反応に達した後に開始される予定だ。
その後、原子炉を再度停止して異常がないか確認し、運転を再開する予定だ。
別の沸騰水型原子炉である中国電力島根原子力発電所2号炉は、12月7日に運転に復帰する予定だ。