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東京電力、24年度処理水放出4回目を完了

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東京電力ホールディングス(東電)は日曜、福島県の福島第1原子力発電所から排出される処理水の海洋放出について、2024年度に予定している4回目の放出を完了したと発表した。

昨年8月24日に放出が始まって以来、東京電力は計8回にわたり、微量の放射性トリチウムを含む処理水約6万2400トンを放出してきた。

毎回、約7,800トンの処理水が大量の海水で希釈され、2週間かけて海底トンネルを通って原発から約1キロ離れた沖合に排出された。

政府と東京電力は付近の海域のトリチウム濃度を監視している。その濃度は政府が定めた基準を大きく下回っている。

東電は2025年3月期中にさらに3回の放出を計画している。

同社は、2011年3月の原発3基のメルトダウン事故で水漏れにより空になった同原発の貯蔵タンクの解体作業を早ければ来年1月にも開始したい考えだ。2026年3月末までに計21基を解体する予定。



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