チリのチャジュナントール山の頂上に口径6.5メートルの望遠鏡を建設中の東京大学アタカマ天文台プロジェクトが、ツチンシャン・アトラス彗星の画像を撮影し公開した。
地球に接近しているこの彗星は、昨年1月に中国の紫山天文台の研究者らによって発見された。
ハレー彗星のように周期的に接近するわけではないので、今回しか見ることができません。
日本では今月上旬まで明け方の東の低空に、下旬には日没直後の南西の空に見える見込みです。
プロジェクトの撮影チームの一員である国立大学助教の高橋英典さんは「東の空から彗星のかすかな光が見えたときは、体が震えるほど感動した」と語った。