警察は月曜日、6月と8月にも同様の汚損事件が発生し、戦争関連の東京・靖国神社の石垣の2か所に「死」の文字が落書きされているのが発見され、捜査を開始したと発表した。
神社の名前を刻んだ石柱に「トイレ」という赤い文字がスプレーで汚されていたのが6月に発見され、7月には在日中国人の男が器物損壊と場所冒涜の罪で起訴された。礼拝を行っているほか、他の中国人男性2名が指名手配されている。
警察によると、8月の事件は主に漢字と一部のラテンアルファベットで構成されており、「トイレ」などの単語はおそらく黒いサインペンで中国語で書かれていたという。
靖国は、第二次世界大戦後の国際法廷で戦犯として有罪判決を受けた戦時中の日本の指導者や他の戦没者を追悼するものであり、中国や他のアジア諸国との外交摩擦の原因となってきた。
東京都渋谷区の明治神宮の鳥居でも、漢字に似た彫刻や傷が見つかったことが同日、捜査関係者への発表で分かった。地元警察は器物損壊の疑いで捜査を進めている。
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