東京メトロは、6年ぶりの国内最大規模となる新規株式公開(IPO)の暫定価格帯を発表した。
1,100円から1,200円という価格範囲は、以前に宣言された1株当たりの参考価格1,100円と比較すると、地下鉄事業者の価値は6,391億円(43億ドル)から6,972億円の間となる。
同社は日本の首都に本拠を置く地下鉄運営会社2社のうちの1社で、日本の株式市場が回復の兆しを見せている今、少なくとも3196億円の調達を目指している。この取引はソフトバンクが2018年12月に210億ドルで上場して以来最大規模となり、最大3,486億円を調達する可能性がある。