2021年東京五輪の女子200メートルと400メートル個人メドレーの金メダリストである日本の水泳選手、大橋悠依選手が、土曜日の国民体育大会で現役最後のレースに出場した。
28歳の大橋選手は、日本南西部佐賀市の佐賀サンライズパークで行われた200メートル個人メドレー決勝で松本志穂選手に次いで2位となった。
「オリンピックで金メダルを獲得するという夢のようなキャリアを歩んできました」と大橋選手は語った。「日本の水泳界は今、良い状況とは言えません。復活に貢献できればと思っています」
大橋悠依選手は、2024年9月14日、佐賀国体で行われた水泳選手人生最後のレース、女子200メートル個人メドレー決勝で2位になった後の反応。(共同)
パリ五輪の水泳競技で日本が獲得したメダルは、男子400メートル個人メドレーで松下智之が獲得した銀メダル1個のみで、1996年のアトランタ五輪で表彰台に上がれなかった以来、同国にとって最悪の五輪水泳成績となった。
パリでは、大橋選手は準決勝で総合12位に終わり、200メートル個人メドレー決勝に進出できなかった。
滋賀県出身の彼女は、2017年の世界選手権で200メートル個人メドレーで銀メダル、その2年後には400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した。
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