ホーム Fuji 昨年夏のJAXAハッキングによる情報漏洩の可能性あり。ロケットに関する機密データに関する漏洩は今のところ確認されていない

昨年夏のJAXAハッキングによる情報漏洩の可能性あり。ロケットに関する機密データに関する漏洩は今のところ確認されていない

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読売新聞ファイル写真
JAXAのロゴ

昨年のハッキング事件で不正アクセスを受けた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の情報が外部に流出した可能性があることが分かった。

情報筋によると、これまでのところロケットデータやその他の機密情報に関する漏洩は確認されていないという。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は昨夏、内部ネットワークがサイバー攻撃を受け、今年も攻撃が続いている。機構は所管の文部科学省に被害を報告した。

文科省などによると、宇宙開発機構(JAXA)のネットワークを管理するサーバーが23年6月に不正アクセスを受け、宇宙開発に関わる情報が閲覧・流出した可能性がある。データには宇宙関連メーカーや外部の研究機関の情報も含まれていた可能性がある。

JAXAは昨年秋、警察から不正アクセスの報告を受け、内部調査を実施、今年に入って新たなサイバー攻撃も検知した。

JAXAは関係省庁に連絡を取り、政府の内閣サイバーセキュリティセンターなどと連携して詳細を調査中。

「JAXAが影響範囲を調査しており、関係するネットワークを停止していると聞いている」と森山正人科学技術相は金曜日の閣議後に記者団に語った。「一部の情報が漏洩したが、ロケットや衛星に関する機密情報は含まれていなかった」

林芳正官房長官は同日の記者会見で「昨年から外部からの攻撃が複数報告されている。 [JAXA] それぞれの攻撃について徹底的に調査するため専門機関と協力する」

JAXAの広報担当者は「関係機関や企業に迷惑をかけており、サイバー攻撃への対応を強化していく」と述べた。



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