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日銀の政策不確実性にもかかわらず、日本の日経平均株価は小幅上昇

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Yomiuri Shimbun file photo
東京証券取引所

東京(ロイター) – 日本銀行(BOJ)の金融政策引き締めをめぐる懸念が地合いを圧迫する中、日本の日経平均株価は月曜日、ウォール街の上昇に追随して小幅上昇した。

週末に下落した後、この指標指数は米国株の上昇から後押しを受けた。米国株は、消費者のインフレ見通しが改善したとのニュースを受けて金曜夜に上昇した。

サクソのグローバル市場ストラテジスト兼FX戦略責任者のチャル・チャナナ氏は、インフレ期待の低下により月曜日はリスクムードが高まり、日経平均株価を支えたと述べた。

「しかし、日本の利回りが上昇すれば、利益は抑制される可能性がある。」

日経平均株価は米国と英国の祝日のため取引量は少なく、正午の休憩時点で0.29%上昇の38,758.96となった。

東証株価指数は0.31%上昇し2750.91となった。

今年のさらなる金融引き締めについては疑問が残る中、アジア時間の午前中に日銀の上田一夫総裁と内田慎一副総裁が講演した際、投資家は慎重な姿勢を示した。

日本の10年国債利回りは先週、日銀のタカ派的なシグナルを受けて心理的に重要な1%の水準まで上昇し、政策不安を煽った。

日経平均株価は今月、注目の3万9000円水準に達したが、国内外の金融政策の不確実性や日本企業の収益見通しが保守的であることから、重要なレンジを維持できていない。

同指数は3月22日に史上最高値の41,087.75まで上昇したが、翌月には下落した。

月曜日、主要な半導体関連株は、先週のエヌビディアの業績を背景にした米国の同業他社の好調な業績に追随し、大幅に上昇して日経平均を押し上げた。

ソシオネクストは5.5%上昇し、関西電力(6%上昇)に次いで上昇率で2番目に大きい銘柄となった。

エヌビディアを顧客に持つアドバンテストは1.7%上昇し、AIに特化した新興企業投資会社ソフトバンクグループは1.3%上昇した。

他の指数の主要銘柄の中では、ユニクロの親会社ファーストリテイリングが0.8%上昇し、日経平均株価をさらに押し上げた。



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