日銀が利上げを検討、円が主導権握る

円高リスクにより計画を堅持することが賢明でなくなった場合、日本銀行は今年再び金利を引き上げることが困難になるかもしれない。

「日銀の金融政策運営は為替レートの影響をますます受けている」と第一生命経済研究所の経済学者、藤代浩一氏は最近の報告書で主張した。

藤代氏は日銀が12月に利上げすると予想しているが、円が極端に安値にならなければ「追加利上げの必要性は薄れるため、次回の利上げは3月か4月になる可能性が高い」とみている。