ホーム Fuji 日経平均株価は日銀データで利上げ観測が強まり、序盤の上昇幅を縮小(更新1)

日経平均株価は日銀データで利上げ観測が強まり、序盤の上昇幅を縮小(更新1)

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読売新聞ファイル写真
東京証券取引所

東京(ロイター) – 日本の日経平均株価は、中央銀行の短観調査を受けて利上げ観測が強まったことから、月曜日は序盤の上昇分をほぼ失い、ほぼ変わらずで終了した。

日経平均株価は前日、先物価格の上昇に追随し、一時0.9%上昇した後、0.12%上昇して39,631.06で取引を終えた。

シカゴ・マーカンタイル取引所の日経平均先物は金曜日に1%上昇して終了した。

東海東京情報研究所の市場アナリスト、安田秀太郎氏は「日銀短観の結果は、日本企業が価格を引き上げ続け、インフレが続くことを示唆している」と述べた。

「これにより、日銀が近いうちに再び金利を引き上げるという期待が高まり、投資家が利益を確定させるために株を売却する動きが促進された」

注目されている日銀短観調査によると、大手製造業の景況感指数は6月に+13となり、3月の+11から上昇し、市場予想の中央値である+12をわずかに上回った。

2022年3月以来の高水準となったこの数字は、自動車部門の生産の回復と、メーカーが原材料費の上昇を値上げで転嫁することに成功したことを反映している。

東証株価指数は1990年1月以来の高値2,838.67を付けた後、0.52%上昇の2,824.28で取引を終えた。

ちばぎんアセットマネジメントの調査部長、森田純氏は「投資家は、前場の日経平均株価の水準が不当だと考え、株を売った」と述べた。

「しかし、今日の良いニュースは、東証株価指数が新たな高値を記録したことだ。これは、市場が幅広い上昇局面でバリュー株を買ったことを意味する。」

東証株価指数(TOPIX)のバリュー株指数は0.96%上昇し、グロース株指数は0.05%上昇した。

百貨店株は上昇し、J・フロント リテイリングは14.72%急伸して日経平均株価上昇率トップとなった。また、高島屋は通期利益予想を引き上げた後、11.09%急伸した。



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