ホーム Fuji 日経平均株価は日銀の政策決定を前に上昇を反転

日経平均株価は日銀の政策決定を前に上昇を反転

17
0



読売新聞ファイル写真
東京証券取引所

東京(ロイター) – 日経平均株価は、金曜日に予定されている日本銀行の政策決定を前に、序盤の上昇分を失い、下落して取引された。

日経平均株価は、半導体関連株が米国の株価動向に追随したことから、取引序盤に1%近く上昇して39,000の水準を超えた後、正午の休憩時点で0.12%下落して38,831.36となった。

東証株価指数も上昇から反転し、0.62%下落して2,738.73となった。

大和証券のシニアストラテジスト、細井修司氏は「市場は予想よりも弱かった」と語った。

「日経平均株価は半導体関連株の上昇に支えられ、取引序盤はかろうじてプラス圏にあった。」

半導体試験装置メーカーのアドバンテストの株価は、前夜の米半導体指数.SOXの2.9%上昇に追随して2.39%上昇した。アドバンテストは日経平均の最大の支えとなった。

一方、半導体製造装置メーカーの東京エレクトロンは序盤の上昇分を0.87%まで下げ、日経平均株価を最も押し下げた。

トヨタ自動車は1.87%下落し、東証株価指数の最大の下落要因となった。

商社三菱商事は2.76%下落した。

日銀は金曜日に2日間の政策会合を終える予定で、金利を据え置き、膨大なバランスシートをどのように縮小する計画かについてより明確な指針を示すかどうかを検討するとみられる。

大和証券の細井氏は「日銀が国債購入額を減らすことはすでに市場が織り込んでおり、政策会合後の市場の反応は限定的になると予想される」と述べた。

日経新聞によると、日銀は金曜日に終了する会合で国債購入の縮小を検討する予定で、約5兆ドルのバランスシートを縮小する最初の重要な一歩を踏み出すことになる。

日経平均株価構成銘柄225銘柄のうち、45銘柄が上昇、179銘柄が下落、1銘柄が横ばいだった。



もっとニュース

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください