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日本首相、巨大地震警報を受けて中央アジア・モンゴル訪問を中止

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岸田文雄首相は金曜日、太平洋沿岸の広大な地域で大地震が発生するリスクが高まる中、日本が災害対策を強化したことから、予定していたカザフスタン、ウズベキスタン、モンゴルへの4日間の訪問をキャンセルした。

この最新の動きは、日本南西部でマグニチュード7.1の地震が発生した後、気象庁が南海トラフ周辺で巨大地震が発生する確率が通常より高いとして初めて注意喚起を出した翌日に起きた。

岸田文雄首相は2024年8月9日、長崎市内で記者会見を行った。(共同)

岸田外相は、米国による原爆投下79周年を記念する長崎での平和式典に出席した後、同市内で開いた記者会見で、巨大地震の可能性に関する「政府の対応と情報発信に集中するため」外遊を中止したと述べた。

岸田外相は「国の危機管理の最高責任者として、念のため少なくとも1週間は日本に留まる必要がある」とし、気象庁は国民に対し、こうした事態に備えるよう呼びかけていると述べた。

安倍首相は金曜夜、カザフスタンの首都アスタナで、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの中央アジア諸国との初の首脳会談に出席し、共同宣言を発表する予定だった。

岸田外相は同日午後、カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領、ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領とそれぞれ電話会談し、訪問延期の理由を説明するとともに、今後の訪問について「適切に調整する」と約束した。外務省によると、両首脳は今回の決定に理解を示したという。

日本の首脳は月曜日、モンゴルの首都ウランバートルで同国のウフナ・フレルスフ大統領とルブサンナムスライ・オユン・エルデネ首相と会談する予定だった。

2024年8月9日に撮影された写真。前日に日本南西部を襲った強い地震で宮崎県日南市で損壊した壁の残骸が写っている。(共同)==共同


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