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日本製鉄、USスチール買収についてバイデン大統領に書簡

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新日本製鉄は金曜日、ユナイテッド・スチール社に対する141億ドルの買収計画が破談になる恐れがあるため、ジョー・バイデン米大統領に書簡を送ったと発表した。

日本製鉄の橋本英二会長兼最高経営責任者(CEO)とUSスチールのデビッド・バリット社長兼最高経営責任者(CEO)の署名入りの書簡は日曜日に送付された。報道によると、バイデン氏は外資の所有に伴う国家安全保障上のリスクを理由に、この取引を阻止する準備を進めているという。

新日本製鉄は書簡の詳細を明らかにすることを拒否した。

2024年9月4日、ピッツバーグ中心部のユナイテッド・スチール・タワー前でUSスチールの従業員による集会が開催され、日本製鉄との取引への支持を表明した。(AP通信/共同通信)

12月に発表されたこの買収計画は、11月の大統領選挙を前に、バイデン氏と民主党候補のカマラ・ハリス副大統領、そして共和党の対立候補であるドナルド・トランプ前大統領がこの取引に反対していることから、米国で政治問題となっている。

ピッツバーグに本社を置くこの鉄鋼会社とその株主は買収を支持している。しかし、大統領選挙の激戦州であるペンシルバニア州に本部を置く強力な全米鉄鋼労働組合は、この計画に強く反対している。

新日鉄の森隆弘副社長は今週初め、ワシントンで米国外国投資委員会のメンバーと会談し、買収計画について協議した。


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