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日本株、5年ぶりに週次外国人流入

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ロイター/キム・キョンフン/ファイル写真
2022年11月21日、東京で行われたメディアイベントで、日本銀行券を製造する国立印刷局の工場で日本円紙幣の見本が展示された。

米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利下げの可能性を示唆する弱い経済データを受けて、米国債利回りが1か月ぶりの高水準から低下したことから、外国人投資家は4週連続の売りから先週、日本株を買い越した。

証券取引所のデータによれば、5月31日までの週に約754億1000万円(4億8296万ドル)が日本株に流入した。

外国人投資家は先週、主にデリバティブ商品に狙いを定め、約1880.3億円の買い越しとなり、2週連続で買い越しとなった。

一方、日本の現物株式市場では引き続き外国からの純流出が見られ、総額は1126億2000万円となった。

先週は米国債利回りの低下がリスク資産を下支えした。指標となる米国10年債利回りUS10YT=RRは5月29日に1カ月ぶりの高水準となる4.638%を付けて以来、約35ベーシスポイント低下している。

先週、TOPIXは50日指数移動平均からの反発により1.09%上昇したが、日経平均は0.4%下落した。

一方、外国人は約3,374億円相当の日本国債を買い増し、過去4週間で3週連続の買い越しとなった。

また、前週の1兆6800億円の売り越しに続き、短期債券を約4820億円取得した。

日本の投資家は、前週の3,104億円相当の純減額に対し、約1兆3,200億円相当の海外長期債を確保した。

一方、海外短期債は約1302億円売却した。

一方、日本の投資家は2週連続で外国株を売り越し、約5,887億円相当の売り越しとなった。

1ドル=156.1400円



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