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日本政府、南半球との連携に関する初の政策を決定。ODAプログラムと重要鉱物に重点を置く

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The Yomiuri Shimbun
岸田文雄首相は火曜日、東京の首相官邸で南半球諸国との連携を議論する会合に出席した。

政府は火曜日、首相官邸で関係省庁との会合を開き、南半球の新興国・発展途上国との連携強化に関する初の方針を決定した。

南半球を未来の経済社会を創るパートナーと位置付け、これらの国で人工知能(AI)や脱炭素化などの分野に進出する企業を政府が後押しするほか、民間資金を動員できる新たな海外開発援助(ODA)の枠組みも構築する。

「我々は多層的な協力を進めていく [with those countries] 岸田文雄首相は会談で、「国際社会を分裂と対立から調和へと導く」と述べた。

この方針は、ロシアのウクライナ侵略などにより国際社会の分断と対立が深まる動きに対する日本の懸念を示しており、地球規模の問題や紛争に対処するためには、何よりも南半球との協力が望まれるとしている。

ガリウムなどの重要鉱物は半導体や二次電池など戦略的重要製品の製造に欠かせないため、採掘から最終製品の製造までの各段階で慎重に取り扱う必要があるとしている。また、南半球諸国が日本をパートナーとして選択できるよう関係を構築すべきだとしている。

具体的には、1)企業への設備・機材支援、2)ODAの拡充、3)人材育成・文化交流の深化、4)日本と価値観を共有する国の軍隊への防衛装備品の無償提供など、安全保障に関する公的支援の活用など、8つの分野にわたる施策を盛り込む。

企業支援については、AI、グリーン変革、エネルギー、デジタル化、重要鉱物、交通、半導体、次世代自動車などの分野で実施すると明記されている。想定される支援の一例として、水素製造工場の建設支援が挙げられる。

ODAについては、民間資金の動員など制度の抜本的な見直しを含め、新たな国際協力の仕組みの構築に言及している。



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