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日本の8月の米価は夏の暑さと地震警報で23%上昇

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消費者データ調査会社が金曜日に発表した報告によると、日本のスーパーマーケットで販売された米の価格は、昨夏の猛暑による供給不足と、巨大地震の可能性に関する政府の勧告を受けた買い急ぎにより、8月に前年比23%上昇した。

トゥルー・データ社のデータによると、先月の米5キログラム当たりの平均価格は2,266円(16ドル)で、昨年8月の1,839円から上昇しており、これも急増するインバウンド観光による需要増を反映している。

新米が市場に出回るにつれ、供給量は増加すると予想されるが、生産コストの上昇により価格は昨年よりも高いままになるのではないかとの懸念もある。

2024年9月13日、東京都内のスーパーマーケットで、新米5キロ袋が1袋3000円を超える価格で販売されていた。(共同)

23年産米が店頭に並び始めた昨年9月の平均価格は1878円だったが、今春以降は米不足懸念の高まりから高騰し、6月には2000円を超えた。

それでも、生活費の上昇により、消費者は米がパンなど他の主食に比べて比較的安価であると考えたため、米の需要は堅調に推移した。

気象庁が8月に太平洋の日本中部から南西部に広がる中井トラフ沿いで巨大地震の危険性が高まっていると初めて注意報を出したのを受けて、一部の消費者は米の備蓄を始めた。

訪日外国人観光客の増加も影響し、一部の飲食店では米の仕入れ量を増やす動きが出ている。関西大学名誉教授の宮本勝浩氏の推計によると、今年の訪日外国人旅行者の消費総額は前年比1.8倍の約9兆6900億円に上る見通しだ。


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