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日本の60%以上が毎月本を読まず、大半が初めて

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文化庁が火曜日に実施した全国国語調査によると、月に1冊も本を読まない人が62.6%と過去最高となり、初めて過半数に達した。

雑誌や漫画本を除く電子書籍を含む書籍を月に何冊読むかを聞いた調査で、過去最高の数字が出た。前回の2018年度調査から15.3ポイント増加した。

しかし、この調査では、定期的に本を読まない人のうち75.3%が、依然としてソーシャルメディアの投稿やオンライン記事など他の情報源から「ほぼ毎日」情報を得ていることも判明した。

2024年8月に撮影された宮城県仙台市の書店の写真。(共同通信)

同庁の担当者は「両方を活用して言葉に触れる機会を維持、あるいは増やしていくことが大切だ」と述べ、紙でも電子でも文字コンテンツの価値を強調した。

調査は2008年度から5年ごとに実施され、16歳以上の6000人を対象に、2024年1月から3月にかけて3559人から有効回答を得た。

回答者のうち、電子書籍を読むと答えた人は40.3%で、前回調査より15.1ポイント増加した。そのうち、従来の書籍や雑誌、漫画よりも電子書籍をよく読む人は48.4%で、13.9ポイント増加した。

しかし、読書量が減ったと答えた人は過去最高の69.1%で、43.6%が「情報機器に時間を取られる」と答えた。この回答は若い世代に多く見られる傾向にある。

実際に読書量が増えたと答えた5.5%のうち、18.6%は「電子書籍へのアクセスが容易になったため」と答えた。





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